メダル確定!女子ボクシング性別騒動のイマネ・クリフ選手とリン・ユーチン選手!IOCの見解は?

性別騒動に揺れる女子ボクシング!

イマネ・ケリフ選手とリン・ユーチンは勝ち上がりメダルを獲得を確定!

どのメダルを獲得するのでしょうか?

目次

イマネ・ケリフ選手の対戦相手の反応は?

アンジェラ・カリニ選手(イタリア代表)

2回戦でケリフ選手はカリニ選手を圧倒!

カリニ選手は口元に一撃、鼻にパンチを受けると戦意喪失!
初回46秒で棄権という圧勝だった。

審判がケリフ選手の腕を上げる直前、カリニ選手が「これは間違っている」と発言!

「私は試合を終えられなかった。鼻に強い痛みを感じた。自分の経験と女性としての成熟のためだと(自分自身に)言い聞かせて、自分の国に悪く思われないように、父に悪く思われないようにと願ったけれど、私は止めた。自分のために止めた一生に一度の試合だったかもしれないが、あの瞬間には、自分の命も守らなければならなかった」とコメント。

それだけ強いパンチを受けメンタルをやられたのでしょう。
カリニ選手が選手生命に危険を覚え、棄権したのは賢明な判断だったと思います!


ハモリ・アンナルツァ選手(ハンガリー代表)

3回戦(準々決勝)でハンガリー代表のハモリ・アンナルツァ選手(23)に対して全3ラウンドを戦った。
長いリーチを生かした戦いで、ホールディングの減点1以外はポイントを失わないフルマークで勝利!
銅メダル以上を確定させた。

ハモリ選手は試合前は「公平だとは思わない」とケリフ選手が女子として出場することに納得していない様子でした。

しかし試合後はお互いをたたえ合い「お互いにとってとても厳しい1日だったけれども、素晴らしい試合だったとだけ言いたいし、ケリフにはこれからもがんばって、本当にありがとうと言いたい」とハモリ選手はコメント。

悔しい思いや憤りを感じながら相手をたたえるハモリ選手。
これからも応援したくなりますね!

チャンチェーム・スワンナーペン選手(タイ代表)

次戦イマネ・ケリフ選手はタイ代表のチャンチェーム・スワンナーペン選手(23)と対戦!

スワンナーペン選手は準々決勝で、2021年の東京五輪で優勝したトルコ代表のブセナズ・シュルメネリ選手(26)に4-1で勝利して、準決勝に進んだ強敵!

だが178cmのケリフ選手に対して、スワンナーペン選手は170cm。
体格差や体力的にもケリフ選手の方に分がありそうだ!

リン・ユーチン選手の対戦相手の反応は?

シトラ・トゥルディベコワ(ウズベキスタン代表

1回戦でウズベキスタンのシトラ・トゥルディベコワに5-0の判定勝ち。

ユーチン選手は1回、2回と接近戦で打ち合いを演じ、3ラウンドは距離をとった作戦で文句のない判定勝ち!
トゥルディベコワ選手は涙を流しリングを去った!

スベトラーナ・スタネバ(ブルガリア代表)

ブルガリアのスベトラーナ・スタネバ選手と準々決勝で対戦!

スタネバ選手は昨年の世界選手権でリン・ユーチンに接戦の末敗れた。
リンは第1ラウンドから積極的な攻撃でスタネバの顔面をとらえ、5人のジャッジのうち3人に支持されリードを奪う。第2Rも手数を出してリードは変わらず。接近戦で相手に投げ飛ばされるような形になるシーンもあった。第3Rは逆転を狙う相手のパンチを受けながらも戦い抜き、判定勝ちを収めた。

試合後スタバネ選手はリング上のゼスチャーで私はXXととアピール!

スタバネ選手は「数多くの人が現在の状況に関して話している」として「このような状況は女子ボクシングに良くない」とコメント。

やはり納得はしていないようですね。
XXとアピールしたのも私の遺伝子はXX染色体(女)ということをアピールしたのではないか?
悔しさと無念が伝わってきますね。

エスラ・ユルドゥズカフラマン

次戦はトルコ代表のエスラ・ユルドゥズカフラマンと対戦!

ユルドゥズカフラマン選手は東京オリンピックでも5位となった強豪。
バンコクの世界選手権でも優勝!

最大の難敵となりそうだ!

まだまだ続く女子ボクシング性別騒動!多方面の意見やIOCの見解は?

この問題はまだまだ収まりそうもない。

多方面の意見

父親アマルさん

「私の娘は6歳のときからスポーツが大好きな女の子だ。戸籍にも『1999年5月2日、イマネ・ケリフ、女性』と書いてある。ここにハッキリと書いてあるんだ。読んでくれ。これは公式な文書だ。嘘をついていないよ」

入江聖奈さん

東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈さんはXで「どこからが女性でどこからが男性なのか、早急に明確な線引きをする必要があるのはもちろんなんだけど、リンさんの鬼のような練習量を知ってる身としては、少し悲しい気持ちになる」と、当時最大のライバルだったリンに思いを馳せ、胸中をつづった。  「それと、国際大会で活躍するような選手だと、ドーピング検査が義務付けられていて、尿の採取は係員の前で行っているから、身体的特徴は女性だと判明していると思う

ヤシケ・アラブ(アルジェリアオリンピック委員会)

「この騒ぎはばかげている。イマネが女の子として生まれたのは、だれでも知っている。これまでずっと女子として戦ってきた。ずっと女子として試合に出てきた。彼女が負けている間は、誰もこんなこと話題にしなかった」
XY染色体が(ケリフ選手と林選手の)「両方のケース」で確認されたと発言。「異なる染色糸が関わっている」ためIBAはケリフ選手を「生物学的に男性」だと言うことはできないとした。

IOC(国際オリンピック連盟の意見

トーマス・バッハ会長

「ハッキリさせておきたいことがある。女子ボクシングについてだ」と切り出し、「女性として生まれた2人のボクサーがいる。彼女たちは女性として育てられ、女性としてのパスポートを持っている」

「2人は何年もの間、女性として競技に出場してきた。これは女性としての明らかな定義だ。彼女たちは女性として疑う余地はない。ある人々は女性としての定義を自分自身で持ちたがっているようだが、これは科学的な根拠に基づいたものである。どうして女性として生まれ、育てられ、競技に出場し、パスポートを持つ女性を、女性と認められないというのか」

引用元cocoKARAnext


IOCのマークアダムス報道官

「2人はこれまで何年も女子競技に出場していたし、これからもそうなる。これまで何年も、他の女子選手に勝ったり負けたりしてきた。はっきりと明確にしておくべきだが、これはトランスジェンダーの案件ではない」と述べた。
「この件について間違った報道がなされている。これがトランスジェンダーに関することではないと断言することが大事だと思う。この2人の女性はこれまで何年も競技に参加している」とも報道官は話した。

まとめ

色々世間で騒がれていたこの話題。
メダルが確定したことでさらに話題になるかもしれません。

私も単純に性転換手術を受けたのかと思っていましたがどうやら違うようです。
二人ともXY染色体を持つことでほかの女性選手と比べてテストステロン(男性ホルモン)が多く、骨格や筋肉量が男性に近いようです。
その為パンチ力が強く感じたり体格が男のように見えたりするようです。

普通に負けることもあるし、小さなころから女の子として育てられているのも事実です!

ただ染色体がXY染色体が出て国際ボクシング協会から失格を言われ話題となったのも事実です。

IOCや国際ボクシング協会の取り決めがはっきりしなかった為、大きく取り上げられることとなった今回の話題。ある意味被害者はイマネ・クリフ選手とリン・ユーチン選手なのでしょう!
お二人の検討をお祈りします!

ご視聴ありがとうございました!

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