「三谷幸喜」どんな人物なのか?田村正和の秘話!

三谷さんといえばバラエティー番組で独特なトークで笑いをとる変な人のイメージです!

ですが脚本家、映画監督、舞台演出など幅広く活躍されていて巨匠のイメージもあります!

三谷さんのおかげで世に出た俳優さんも数多くいます!

そんな三谷さんのことを調べてみました!

最後までお付き合いください!

目次

三谷幸喜の人物像

三谷さんは子供のころから映画が好きで、小学校の頃にはクリスマス会では自作自演の芝居を演じたり、中学生の頃は8ミリ映画を撮影したり今の仕事の原点となっている。

三谷さんといえばなかなか脚本が出来上がらないことで有名なようです。
脚本が上がらないとベッドと壁の間に挟まってみたり、泡風呂に入り栓を抜いてみたりと奇行に走り自分を追い込むようです!
想像すると面白いですが大変ですよね。

三谷さんを見ていると真面目そうで気難しそうにみえます。
実際そのようでインターネットのネガティブな意見を見ると創作意欲がなくなると見ないようにされているよう。

仕事が好きで仕事が趣味だと公言していてお休みは取らないようだ
仕事が息抜きもかねているんでしょう。

プライベートでは1995年女優の小林聡美さんと結婚!

小林聡美さんは、「3年B組金八先生」でデビュー。映画「転校生」ドラマ「やっぱり猫が好き」などで出演し、最近では女優業、執筆業の傍ら大学などにも通われているようです。

しかし2011年に離婚!
二人の間には子供はできなかった。

2013年7月元女優のyumaさんと再婚!
翌年6月に第一子の長男が誕生している。

コンビニ好きで1日2回も訪れ、朝起きてすぐにコンビニでスポーツ新聞を立ち読みし、週刊誌に目を通した後、コンビニの新製品のチェック、夜はコンビニのものを食べることが多いとのこと。
近所のおじさんみたいで親しみが持てますね!

三谷さんのドラマでの活動

数多くのドラマの脚本を書かれていた三谷さん。

大学に入り1983年劇団「東京シティーボーイズ」を結成!
自らも役者としても出演されていたようです。

劇団と並行し放送作家としても活躍!
「欽ドン!」「お笑いマンガ道場」などの番組構成に携わる。

1989年から「やっぱり猫が好き」の脚本で注目を集め、1993年には織田裕二主演の「振り返れば奴がいる」で初の連続ドラマを担当!
このドラマで一躍注目をされ、翌1994年には「古畑任三郎」の脚本を担当!
大ヒットとなり3rdシリーズまで制作された。

三谷さん脚本テレビドラマ
  • やっぱり猫が好き
  • 振り返れば奴がいる
  • 古畑任三郎
  • 王様のレストラン
  • 総理と呼ばないで
  • 新選組!
  • 真田丸
  • 鎌倉殿の13人

どのドラマも面白かったですね。
タバタとした人間模様にコメディー要素が加わってよく練りこまれた三谷さんのストーリーが好きです。

古畑任三郎

刑事コロンボが好きであった三谷さんがコロンボのような犯行シーンから始まる刑事物をやりたくて書いたのが古畑任三郎でした。

古畑任三郎といえば田村正和さん

                      引用元:映画ナタリー

「え~お察しいたします」独特のせりふ回しが印象的ですよね!

風変わりな警部補古畑はやはり風変わりな三谷さんにどこか共通点があるような。

脚本を読んだ時から田村さんはお気に入りで古畑役を喜んで引き受けたようです。

「台本を読んだとたん、これはと思いました。まずなぞ解きが面白い。構成が綿密で余分なものがないから、ぐーっと引きつけられるんです。普通の刑事ものだったら出てませんよ」

 引用元:読売新聞

最初事件が起きてから古畑が現れ、犯人と思われしき人物に接触!

何か不自然に感じたことを質問しながら徐々にアリバイを崩し犯人を追い詰めていく!
付きまとわるという表現が一番しっくりきますが・・。

三谷さんは「狙いは、なぞ解きをパズルとして楽しんでもらうこと。彼の生活感のなさが、いい意味で生きてくると思うんです」と田村さんを起用した意図を語っている。
犯人役も生活臭の無い人のほうがいいようで草刈正雄さんや鹿賀丈史さんを犯人役に選ばれたようです!

古畑のキャラは99%田村正和さんが作られたようで、最初の打ち合わせに際に、三谷さんが古畑のイメージを語ろうとしたときに「いや、もういい」「古畑は事件が起こったらそこに現れて去っていくだけ」
つまりイメージなどいらない、古畑という人物をそう捉えたのだと思う。

田村さんの自然な演技スタイルに合わせて、セリフを減らしたり、シンプルな言葉にするなど、役者の演技を最大限に引き立てる工夫をしていたといいます。田村さんもまた、三谷さんの脚本に対して非常に信頼を寄せていたそうです。

セリフも田村さんに合わせて脚本を書き、撮影1か月前に脚本が欲しいとといわれ難しいながら1週間前には脚本を書き上げていたとされる三谷さん。
それほどほど田村さんに対し尊敬の念をもっていたみたいです。

田村さんのもともと持っていたミステリアスな部分と三谷さんの脚本による繊細な駆け引きが受けたのでしょうね!

日本の刑事ドラマでは1、2を争う面白さでした!

三谷さんの映画

三谷さんといえば映画でも脚本と監督をされていてヒット作も多いです!

主な脚本、監督作品
  • ラジオの時間
  • みんなのいえ
  • THE有頂天ホテル
  • ザ・マジックアワー
  • 素敵な金縛り
  • ギャラクシー街道
  • 記憶にございません!

この中で代表作といえばやはりTHE有頂天ホテルでしょう!

興行収入60億円の大ヒット!
大晦日の夜10時から年明けまでの2時間に、ホテル・アバンティで起こる人間模様を描いた、グランドホテル形式のコメディである。

引用元:映画.com

グランドホテル形式とは物語が展開される空間があるひとつの場所に限定され、ホテル、列車、船などで出入りしたりする人物が織りなす人間模様を描いていく手法。出演されているキャストの方すべてが主人公となる可能性のある物語。

三谷さんが得意とするドタバタ劇を演出するには持って来いのホテルの中で織りなすドラマで、いろんな人たちがそれぞれの思いで大晦日の夜を描く物語。

めっちゃ面白かった。
ワンシチュエーションでここまで面白くできるかという感じだった。
キャラそれぞれの物語がしっかり描かれていて、それでいて統一感がある。
メッセージ性もあって笑えて、最後ハッピーエンド。
長回しのシーンが特によくて、軽快なテンポの会話が観ていて心地よく笑える。
自分的にとても刺さって、面白かった。

高級ホテルの様々な場所で起こるハプニングや出来事、そこで働く従業員と宿泊客がとる行動や言動
それぞれ別の場所で起きていたストーリーが後半に全て繋がる、この脚本がまじで天才すぎて改めて三谷幸喜ってすげぇ……と感動しちゃった。

やはり得意のグランドホテル形式のコメディは、三谷さんにはとって予想もつかない展開が作れるため脚本を作る楽しさがあるのでしょう。

三谷組とは?

三谷さんはお気に入りの俳優さんを繰り返し起用する傾向があり三谷組と呼ばれている!

主な三谷組と呼ばれる俳優

西村雅彦、相島一之、甲本雅裕、近藤義正、佐藤B作、梶原善、小林隆、阿南健治など個性派が勢ぞろい!

梶原さんはすべての三谷作品の映画に出演されているようです!

常連出演俳優は佐藤浩市、戸田恵子、西田敏行、役所広司、八嶋智人、大泉洋、小日向文世、鈴木京香、中井貴一などなど。

中井さんの総理大臣役、西田さんの幽霊など面白かったです!

三谷さんは自分しか知らない俳優たちの良さをみんなに伝えることが使命!と言い、“この俳優のこんな姿が見たい!”という思いから出発し、その前後にストーリーを肉付けしていくという。

こんなに多くの個性派俳優を起用できるのも三谷さんの脚本に間違いなしと考えられ出演したいと思われたことが大きいと思います!

まとめ

最新作「スミオの話をしよう」では主演の長澤まさみさんがいま最も輝く映画を作りたいと思ったのが出発点だったようです!

大富豪の妻・スオミ(長澤まさみ)が失踪したことを知って集まった5人の男性たちが、彼女の夫が暮らす大豪邸で、見た目も性格も異なる彼女の別の一面を語っていく。共演は、西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎ら、豪華キャスト陣。

今回の話はミステリーコメディーでやはり個性的な5人の男性とスオミがなぜ失踪したのか描かれたコメディーのようだ!

三谷作品に外れはなくぜひ鑑賞してみたい!

当たり前だが普通の人より並外れた感性をもつ三谷さん。

れからの作品も期待ができますね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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